【続報】新型コロナウイルス、ベトナムでも感染拡大。検査拒否は氷山の一角?

マスク品切れ

ベトナム、ホーチミン。

引き続きテレビでは中国武漢の病院の映像がひっきりなしに流れているので人々の新型コロナウイルスの関心が高いのが伺えます。

昨日も「ベトナムでもコロナウイルス感染疑いが40人?マスクも品薄」という記事を書きましたが、本日はその続報です。

 

ベトナムでは既に新型コロナウイルスの人への感染を確認。検査拒否は氷山の一角?

 

昨日もお伝えしたようにWHOの発表によるとベトナムでは日本と同じように、既に新型コロナウイルスの感染者が確認されています。

ベトナム保険当局では大都市を中心に感染拡大を防止する為、地元の人や外国人旅行者に注意を呼びかけています。
※VN express “Vietnam health ministry calls for tighter virus control in 11 localities

日本では武漢から帰国した邦人が検査を拒否したことが話題となっていますが、中国国内や他の各国のニュースを見ていると、もはや感染拡大は避けられない事態になっているようにも見受けられます。

 

ホーチミンの現在の様子は?

都市圏の人口が1,000万人を超える首都ハノイと並ぶ大都市のホーチミン(サイゴン)では2020年1月30日(木)現在、市内は特に大きく変わった様子は見受けられません。

カフェに行っても特に人々はマスクをつけることなく家族や恋人と会話をしています。マスクをせずに歩いている人もまだ多いです。

旧正月(テト)の祝日を終えて、本日より市はいつもと同じように活気を取り戻しつつあります。しかし休暇期間中に帰省で各地へ行っていた人が戻り、会社やお店での人々の接触により、今後のウイルスのさらなる拡大が懸念されます。

 

マスクは引き続き品薄・売り切れ

ホーチミン市内のコンビニエンスストアでは通常マスクが何種類も販売されているのですが、外国人が多く住むビンタイン地区のコンビニでは既に売れ切れとなっている店舗が幾つかありました。

ホーチミンには日本人も含め外国人が多く住んでおり、多くの観光客も訪れます。

今後感染が拡大した場合に外国人が英語・日本語が話せる医師を訪れることができるか、また適切な情報を得ることができるかなど、住んでいる外国人は事前に自分でできる対策を取っておいた方が良いでしょう。

 

今後も海外の情報を発信

今後も当ブログでは引き続き海外の視点からいろいろな情報を発信していければと思っております。

現在も世界の物価情報など、訪問した各国の情報を本ブログで公開しています。

興味のある方は是非、他の記事もご覧下さい。

犬

ベトナムの犬

 

【速報】ベトナムでもコロナウイルス感染疑いが40人?マスクも品薄。

旧正月

日本ではチャーター便による武漢からの帰国便の一部邦人のウイルス検査拒否のニュースが流れておりますが、旧正月真っ只中のベトナムでも連日、中国の武漢での新型コロナウイルス(肺炎)のニュースが報道されています。

ベトナムは北部は中国と国境を接しており、日本と同じく現地の人は報道に敏感になっています。

そんなベトナムの状況を簡単ではありますがお伝えします。

 

ベトナムのコロナウイルスの感染状況について

WHOの発表では既にベトナムでの人への感染が発表されていますが、1月29日(水)現在、ベトナムでの新聞での報道によると少なくともさらに40名の人が感染の疑いがあるとして、病院での診察を受けているようです。

中国政府が海外への団体旅行を禁止した影響でベトナムでも旅行のキャンセルが多く出ています。

ベトナムでは在留邦人が2万人を超え、中国に近い北部の首都ハノイでも多くの日本人が住んでいます。今後の感染リスクは他の国と比べて高くなる可能性があり、今後のニュースは頻繁にチェックする必要があります。

 

コンビニではマスクが品薄?

マスク

ベトナムではファミリーマートやセブンイレブン、サークルKなど馴染みのある多くの日系コンビニ企業が進出しています。

とある店舗ではマスクの販売コーナーで商品がほぼ売れ切れ状態となっていました。

ベトナムでは日本と違いバイクを使って移動する人がほとんどです。 ハノイやホーチミンなどの大都市では空気が悪く、人々はバイクでの移動時に必ずと言ってよいほどマスクを着用しています。

その為、マスクの消費量は日本と比べても桁違いに多く、商店では日本製マスクも安価で売られています。 使用頻度が高いので洗って何度でも使えるマスクを使用している人もいますが、使い捨てマスクを使っている人も当然多くいます。

今後コロナウイルスの問題が長引くと、国内のマスクの需要に供給が追いつかなくなる可能性があります。

 

今後の状況予測

現在は南部のホーチミンでは街を歩いていても、まだマスクを着用しないで歩いている人を多く見かけます。

しかしベトナムは地理的条件から中国との人の行き来が多いので、恐らく日本と同様に今後患者が増えて行くことが予想されます。

幸いなことに現在はテト休暇(旧正月)中なので、多くの人が都会から実家に戻って家族と休みを過ごしていますが、明日から多くの会社がスタートとなります。

リターンラッシュで空港やバス、電車などに多くの人が集まり、まだ発症はしていない感染者がいた場合は、凄い勢いで感染が広がる懸念があり、問題がますます大きくなることが予想されます。

 

世界一周で死亡・強盗・盗難に遭う確率はどれくらい?安全に旅するのは事前準備が大事です。

トラブル

世界一周するにあたって予算やルート、持ち物など考えなければいけないことはいっぱい。

でもそれに合わせて検討しなければいけないのは何かあった時のトラブル対策。

海外旅行保険に入ったり、事前に予防接種を受けたり、事前に準備できる対策は幾つもあります。

自分も世界一周をして危ないと思うことは何回かありました。では実際にどのくらいの確率で事故にあったり強盗にあったりするのか?あくまで個人の判断ですが、アクシデント別に遭遇するおよその確率をまとめました。

 

目次

  1. 世界一周で死亡・強盗・盗難に遭う確率はどれくらい?
  2. 病気や事故、犯罪に巻き込まれて死亡する、死ぬ確率
  3. 強盗に遭遇する可能性
  4. 荷物や金銭の盗難に遭う確率
  5. ぼったくられる頻度
  6. トラブルの確率を下げるには?安全に旅するのは事前準備が大事
  7. それでも問題に遭ったら。冷静な対応を心掛けよう
  8. 心構えが大事
  9. まとめ

 

1. 世界一周で死亡・強盗・盗難に遭う確率はどれくらい?

アクシデント

誰もが海外で事故や盗難などのトラブルにあいたくないですが、日本は世界でも有数の安全な国で、海外に行くとやはり日本のようにはいきません。

今回は世界一周を体験した著者の経験や、他のブログ記事などを読んで、世界一周旅行中に死亡・強盗・盗難・ぼったくりに遭うおよその確率を調べてみました。

旅行のスタイルや訪問する国、個人か複数で行くかによってもこの確率は大きく変わってくると思います。今回は一人でバックパッカーとして世界一周をした場合に1カ月間で各アクシデントに遭遇する確率を記載します。

 

2. 病気や事故、犯罪に巻き込まれて死亡する、死ぬ確率

交通事故確率 1/ 100,000(1ヵ月)

絶対に防ぎたい世界一周で死亡するケース。でも海外なので病気になっても医療水準が低かったり、凶悪犯罪に巻き込まれて死亡という確率は日本より間違いなく上がります。

世界一周旅行者のブログを見ていても、死亡したというケースは数は少ないですが見つけられます。犯罪に巻き込まれて死ぬケースもありますが、不慮の交通事故、病気のケースも多いようです。

マラリアや狂犬病は事前・事後の対策で生命を失うという確率をほぼ0に持っていくことができます。自分は大丈夫だという過信を無くし、犬に噛まれたら、微熱が続いたらすぐに病院に行くようにしたいです。

死ぬよりは絶対マシなので多少お金や手間がかかっても病院行くようにしましょう。

予防接種、狂犬病の記事は「世界一周旅行の予防接種。気になる費用。狂犬病もちょっと詳しく。」をご覧下さい。

 

・日本で1年間で交通事故で死ぬ確率

ちなみに警察データによると日本の2019年の交通事故の死亡者数は3,215人です。仮にこれを3,000人、日本の人口を1億とすると交通事故で死亡する人は1年に33,333人に1人の割合です。確率に直すと0.003%です。

 

・日本と海外の殺人発生件数の比較

日本で1年間で他人に殺される人の数は1,000人を下回ります。交通事故より数が少ないです。しかしこれが海外に行くと数字がグーッと伸びます。

グローバルノートの「世界の殺人発生率 国別ランキング・推移」によると2017年の殺人発生率が最も高い国は中米のエルサルバドルで人口10万人中の殺人発生件数は61.71です。確率にすると0.06%です。

日本の人口10万人中の殺人発生件数は168位で0.24です。確率にすると0.00024%です。

すなわちエルサルバドルで殺人にあう確率は日本の257倍となります。

 

・JobTabiの世界一周ルート

自分が行った世界一周旅行は単独だったので、リスクを避けるために危険な国には極力行かないようにしました。詳しいルートは「気になる世界一周ルートとスケジュール」の記事をご覧下さい。

行った国の中で上記の「世界の殺人発生率 国別ランキング・推移」で殺人発生率が最も高かったのが19位のメキシコですが、メキシコで訪れた都市はリゾートで有名なカンクンのみです。

なので行った国の中で最も危険だったのは29位のコスタリカ(人口10万人中の殺人発は12.18)となります。

 

・治安の悪い国・地域

調べてみると治安の悪い国は中米、南米、アフリカに集中していることがわかります。自分の場合は予算やルートの都合もありますが、スペイン語圏で英語が通じずらく、且つ治安も悪い南米は諦め、中米も僅かな国しか滞在しませんでした。

アフリカは1ヵ月くらい滞在したのですが、ツアーに参加して多くの国を回りました。

 

3. 強盗に遭遇する可能性

強盗

確率 1/1,000(1ヵ月)

正直、日本人の単独旅行者を狙っているという人間は多いと思います。お金を持っている、抵抗のリスクが少ない、泣き寝入りする人間が多いというのを知って相手は狙っていると思います。

アフリカや中米、南米は特に他の地域に比べて強盗の発生率が高いので注意したいです。

ちょっと危なかったケース
→「アフリカ大陸初日。エチオピアの洗礼。

 

4. 荷物や金銭の盗難に遭う確率

ケガ

確率 1/100(1ヵ月)

これは比較的強盗などの事件が少ないアジアやヨーロッパの国を含めて世界どこでも発生する可能性が高いと考えましょう。

荷物(貴重品)から目を離さない、施錠を常に心掛けることで発生の可能性をかなり下げることができます。

個人的には解錠の鍵を亡くすのが嫌だったのでダイヤルロックの鍵を多く持って行きました。

 

5. ぼったくられる頻度

確率 1/10(1ヵ月)

これは長期で旅行をすれば、ほぼ付きものと考えて下さい。小額であればある程度仕方がないと割り切るのも大事でしょう。

タクシーや夜のお店など呼び込みをする人に安易について行くとボラれるケースが多いです。その国の物価や為替レートなどは事前に頭には入れておきたいです。

→参考ブログ「インドバブル弾ける

各国の物価についてはカテゴリーの「コスト」の欄で情報の記載をしています。

しかし大きな額をぼられないように最低限は気をつけたいです。

 

6. トラブルの確率を下げるには?安全に旅するのは事前準備が大事

安全このチャプターは旅行でトラブルを避けるために是非読んで欲しい項目です。

・複数で行動することも大事

日本人が一人でいるとやはりトラブルに遭う可能性は格段に上がります。強盗も当然リスクは考えるので、複数で行動するのは犯罪に出会うリスクを下げます。

それでも一人で行動したい人もいると思うので、どうしても危険な地域、場所へ行く時はツアーに参加するか、現地で会った旅行者とそこだけ一緒に行動するなどすると良いでしょう。

 

・安全情報を事前に調べる

外務省の海外安全ホームページは事前に調べたいです。しかしここに乗っている情報は政治的問題に関連した安全情報という意味合いが強いので、そこは注意した方が良いでしょう。

例えばヨーロッパはスリや盗難が多いですが、外務省の情報では基本的に危険情報がない国として扱われています。

 

・夜、一人で出歩かないなど基本的な安全対策を守る

昼間は安全な場所でも、夜は治安が良くない場所は結構あります。

若い人は現地で知り合った人とBARに行ったり、深夜までオープンしているお店に行くケースもあると思いますが、帰りの交通手段を事前に調べたり、最低限の現金だけ持ち歩くようにするなどの対策はして外出するようにしたいです。

夜は人通りの少ない場所へ出歩くのはなるべく避けましょう。

自分は深夜に空港に着いた場合は、明るくなるまで空港で寝てから行動開始、逆にフライトが深夜の場合は早めに空港に行って寝るなどしてました。

  

7. それでも問題に遭ったら。冷静な対応を心掛けよう

警官

いくら気を付けていてもトラブルに会う時は会います。もしトラブルに遭遇した時は落ち着いて冷静に対応しましょう。

強盗に遭った場合は犯人を追い掛けて、取られた物を取り返すなんてことは避けましょう。犯人を追い掛けて撃たれて亡くなった日本人も過去にいます。物は後で買い直すことができますが命は返ってきません。

あとは盗難や病気・怪我は保険が適用されるケースもあるので、後で警察、病院に頼んで証明書は必ずもらうようにしましょう。

お金が盗まれても残金はいくらか、旅の予定は変わらずに続けられるかを冷静に考えましょう。クレジットカードを紛失したらカードの利用停止の連絡だけではなく、予備のカードで残りの旅を続けられるかなど客観的に状況を考えたいです。

 

8. 心構えが大事

海外は日本と当然文化が違います。それを体験できるのが海外旅行の醍醐味であると思いますが、良い部分もあれば悪い部分があるのも事実です。

日本人は性格的にはとても穏やかだと思います。ただ海外だと喧嘩っ早い人も正直多いです。差別と言われるかもしれませんが、地域によって体格が違うように性格の傾向も違います。

個人の心構えで危険にあう可能性を10倍にしてしまう可能性もありますが、自分の力で10分の1にできる可能性もあります。

 

9. まとめ

世界一周

世界一周は長期の旅行なので、一人で旅をしていれば多かれ少なかれ何かしらのトラブルに出くわします。

旅は楽しく快適に過ごしたいので、ちょっとしたトラブルは割り切る、大きなトラブルは発生しないよう事前の対策を心がけるようにしたいです。

あくまで上記の確率は個人的な推測ですが、死亡する確率は世界一周でも少ないと思います。

危険だから行けないと思うのではなく、安全に旅行する為にいかにその確率を下げるか、どうやったら世界一周を達成できるかというように、実現できる可能性を増やして行けるようポジティブに考えていくことが大事だと思います。

 

 

パナマ物価|現地の生活価格の調査

パナマの物価調査です。

中米の南側に位置する国でカリブ海に面し、北はコスタリカ、南はコロンビアと国境を接しています。首都はパナマ市ですが、今回の調査は時間がなかったこともあり、コスタリカ国境近くのボカスデルトロ近辺の物価が中心です(2013年調査)。

 流通通貨

地域:中米
正式国名:パナマ共和国
通貨:バルボア
通貨記号:B/.
国際通貨コード:PAB
補助単位:センテシモ

 為替レート

1PAB(バルボア)
=約98.2円(2019年12月時点)
=約109円(2020年1月時点)
参考:https://www.xe.com/ja

ここ10年の為替相場を見ると2011年には1PABあたり77円まで下がった時期があります。その後、価格を上げて2015年には125円まで上がりました。

 パナマ物価(生活価格)

交通・宿泊

  • 乗合タクシー(国境〜アルミランテ)10PAB ※約45分
  • フェリータクシー(アルミランテ〜ボカスデルトロ )5PAB ※約30分
  • ホテル(ドミトリー)10PAB
  • エクスプレス国際バス(チャンギノーラ〜コスタリカのサンホセ)37PAB

食品

  • お茶500ml 1PAB
  • ハンバーガー(ポテト・ドリンク付き)3.99PAB
  • コーヒー(スーパーの200mlパック)1.15PAB
  • 菓子パン 1.25PAB
  • ポテトチップス(小)0.5PAB
  • ビール(350ml缶)1.2PAB
  • ビール(小瓶)1.5PAB
  • コーラ(小瓶)0.55PAB
  • カップラーメン 0.5PAB
  • インスタントラーメン 0.35PAB
  • クロワッサン袋詰め 4.85PAB
  • 自転車レンタル 5PAB
  • コーヒー 1.5PAB
  • アイスクリーム 0.65PAB
  • ピザ一切れ 1.25PAB
  • パスタ(小)1.25PAB
  • 野菜缶 0.9PAB
  • ミネストローネ 1.55PAB

その他

  • 日帰りツアー(ドルフィンウォッチング、スノーケリング、無人島)25PAB
  • パナマ入国税 3PAB
  • パナマ出国税 3PAB

 まとめ

物価はコスタリカと比較すると安価ですが、メチャクチャ安いという訳ではありません。スーパーなどで買う食料品の価格は比較的安価でした。首都には行かず北側の外国人が集まる観光地の価格なので、あくまで参考としてご覧下さい。

パナマ滞在中のブログはこちらをご覧下さい。

 

【値段を公開】世界一周の合計金額はいくら?予算200万円が期間半年で最低必要です。

 コイン

世界26カ国を訪れて日本へ帰国して数年。

世界一周にはどれくらいお金がかかるかは誰もが気になるところですよね。

今までどんぶり勘定で世界一周にかかった費用を正確に計算していませんでしたが、結構気になる人もいると思うので、航空券やホテル、予防接種の料金なども含めてかかった合計金額をまとめましたので、今回それを公開します。

 

期間半年で世界一周の予算はいくら必要?

調査の価格は世界26カ国をバックパッカーとして約半年間(6ヵ月)かけて訪問した料金です。

世界一周は西回りのルートで行いました。詳細の旅程は「気になる世界一周ルートとスケジュール」をご覧下さい。

合計金額の内訳(航空券、予防接種、海外旅行保険、持ち物、ホテル、交通費など)を書きつつ、総費用を一番下に記載してあります。ちょっと長い文章ですがお付き合い下さい。

 

目次

  1. 世界一周航空券の値段
  2. 世界一周旅行の予防接種の金額
  3. 世界一周保険費用
  4. 持ち物・装備の購入金額
  5. 現地ツアー参加費用
  6. 現地での移動・交通費
  7. 食費(食べ物・飲み物)
  8. 宿泊施設(ホテル・ドミトリー)の値段
  9. 遺跡・美術館・博物館の入場料
  10. ビザ申請費用
  11. その他
  12. 【値段を公開】合計金額は最低200万円が必要
  13. まとめ

 

1.世界一周航空券の値段

世界地図

454,370円(燃油サーチャージ、各国諸税込、エコノミークラス利用)

まずはなんと言っても航空券の値段。

1フライトごとに飛行機のチケット(LCCや格安航空券)を購入する方法と世界一周航空券を購入する方法があります。自分はスターアライアンスの世界一周航空券(エコノミークラス)を購入しました。

詳細の記事を別途書いておりますので、興味のある方は「意外と安い?世界一周航空券の費用・価格」をご覧下さい。

1フライト毎に航空券を購入すると、比較的自由にコースや日程を決められるという利点があります。その反面、毎回航空券を購入しなければいけない手間や世界一周航空券に比べてやや割高になるというデメリットもあります。

世界一周航空券はルートやルールに制約が少しありますが、価格が安いというメリットがあります。ビジネスクラスやファーストクラスのプランもあり、ファーストクラスのコスパは抜群なのでセレブ旅をしてみたいという方はビジネスクラス以上の世界一周チケットを購入するのも良いでしょう。

移動に時間はかかりますが、他には船旅、世界一周クルーズ豪華客船なんて商品もあります。

 

2.世界一周旅行の予防接種の金額

約73,600円

東南アジア、アフリカ、南米を旅行する方は狂犬病、マラリア、黄熱病など病気が心配です。

外国の病院で安く予防接種ができるところがあるようですが、日本で予防接種を打つと日本語でお医者さんにいろいろ相談できるので安心です。少し高くても日本で接種して行くことをおすすめします。

予防接種ごとの価格の詳細は「世界一周旅行の予防接種。気になる費用。狂犬病もちょっと詳しく」をご覧下さい。

 

3.世界一周保険費用

93,710円(6ヵ月)

盗難や荷物の紛失、現地で病気にあった時など事前に海外旅行保険に加入しておくと安心です。

自分はの保険でINC(アイエヌシー)という会社で購入しました。

会社やプランによって補償金額や範囲が違ってきます。保険費用の詳細については「世界一周、海外旅行保険の費用は?おすすめの会社は?」のページをご覧下さい。

死亡事故などは希のようですが、万が一の為にできる限りの対策はして行きたいですね。

 

4.持ち物・装備の購入金額

荷物

約200,000円

出発前の持ち物・アイテムの購入ももちろん世界一周の旅費に含まれます。

バックパックで行く人で大型のリュック(ザック)を持っていない人は新しく買わないといけないですし、自分の場合はエベレストトレッキングに必要な靴やゴアテックスのレインウェアを日本で買っていったりしました。

その他にもカメラ、充電器、変換アダプターなど、購入しなければならないグッズ・装備は案外多いです。

ガイドブックも人によっては準備が必要ですし、スマホのSIMフリー化、Wifiレンタル、パスポートの発行(有効期限が短い方は更新)などの検討も要ります。

●事前に購入した主要な持ち物

  • PENTAX K-30一眼レフカメラ(メモリーカード、予備バッテリーなど含む)約70,000円
  • 80ℓバックパック 約30,000円
  • ゴアテックスのレインウェア上下 約15,000円
  • トレッキングシューズ 約10,000円
  • 充電機器一式 約5,000円
  • I-pad 約50,000円
  • サブカメラ 約6,000円
  • その他

 

5.現地ツアー参加費用

約400,000円

場所によっては単独で行くよりもツアーに参加した方が安価なケースがあります。ツアーに参加すると移動手段の手配もお任せですし、女性の一人旅や安全や時間を買いたい人にはおすすめの選択肢です。

●参加した主なツアーの内訳

 

6.現地での移動・交通費 

Travel

 約250,000円

空港から街の中心までの移動や、次の都市への移動など節約をしても20カ国以上回るとなんだかんだで金額はかさんでしまいます。

●主な交通費

  • 空港から目的地までの交通費(場合によって往復)
  • 次の都市までの陸路での移動(夜行列車、夜行バス、特急列車)
  • 短距離での移動(タクシー、メトロなど)

●運賃が1万円以上かかった移動

  1. イギリス特急列車(ロンドン〜ウィンダミア)96イギリスポンド
  2. アメリカ アムトラック鉄道(ワシントン〜フロリダ)159ドル

特に欧米での移動はお金がかかります。

 

7.食費(食べ物・飲み物)

約320,000円

毎日の食事は楽しみでもありますが、毎日良いものを食べていては費用もかさみます。1日1,000円に抑えたとしても半年間の旅行ですと180,000円の費用がかかります。

欧米ですと1日1,000円だとちょっと無理ですし、物価の安い国でもビールを頼んだり、ちょっとおしゃれなレストランに行けば1,000円は簡単に越えてしまいます。

グルメな人はここにもうちょっと予算を割きたいです。

 

8.宿泊施設(ホテル・ドミトリー)の値段

約270,000円

スーツケースではなく低予算で野宿も大丈夫という若いバックパッカーはテントを持って行くのも手段かと思いますが、寒い地域や治安の悪い国ではオススメはできません。

ドミトリーは安価な国で1泊1,000円、アメリカですとドミトリーでも1泊5,000円近くする宿泊施設もあります。食費と同じで毎日かかる費用なので予算に応じてホテルのグレードを選択する必要があるでしょう。

 

9.遺跡・美術館・博物館の入場料

入場券

 約45,000円

世界遺産や美術館を観て回りたいという人は入場料も考えておかねばいけません。ヨルダンのペトラ遺跡は入場料は3日券で60ドルです。

ヨーロッパの美術館は入場料で1,000円以上かかることもあり、これもいろいろな国を回ると意外と費用がかさみます。

 

10.ビザ申請費用

約30,000円

日本人でも入国にあたってビザが必要な国があります。

空港でビザが取得できる国もありますが、事前に手配が必要なケースもあります。 

今回は手間やトラブルを避ける為、事前にビザの申請が必要な国はなるべく避けました。事前に日本でビザを手配したのはインド、ミャンマーのみです。

ただそれ以外でもアメリカ、エチオピア、ザンビアなどオンラインやアライバルでビザを取得した国は思い出すだけでも幾つかあり、結構料金を払っています。ビザの他にオンライン申請の手数料がかかるケースもあります。

 

11.その他

約300,000円

その他にも覚えてないだけで払っているお金は多くあります。

自分は一時帰国を含めて世界一周航空券以外のフライトも幾つか購入したので費用がかさみました。

薬を買ったり、ブログの維持費や、日本での携帯電話(最低料金にはしましたが、本人認証や着信はできるようにしたかったので解約しなかった)など細かな費用がたくさん発生します。

世界一周だとマイルが貯まるので、自分の場合は航空会社と提携しているクレジットカードなどを新たに申し込みました。年会費などのランニングコストも計算に入れなくてはいけません。

 

12.【値段を公開】合計金額は最低200万円が必要 

お金を持った人

世界一周合計費用:2,400,000円

もうちょっと少ないと思っていましたが意外とかかってました。

途中一時帰国があったので、その影響もあるかと思います。

ドミトリーに泊まっても抵抗がない方であれば、6カ月だとトータル2,500,000円くらいあれば安心でしょうか?切り詰めれば、安くて最低で2,000,000円でも大丈夫だと思います。

 

13.まとめ

細かな支出で思ったよりも費用がかさんでしまう世界一周旅行です。

その反面得られる物は多いです。野宿やドミトリー宿泊は嫌だという方で予算に限りがある人は期間を短くすれば、1日あたりの食費やホテル代×日数分を減らせますし、渡航する国の数を減らして、1箇所に長く滞在するスタイルですと移動費の出費を減らせます。

別に無理して世界一周に拘る必要もないと思うので、自分の時間や予算に合った旅の経路、プラン、日程を組むのが一番だと思います。

あと、あまり節約に拘り過ぎた旅行はおすすめできません。アフリカツアーでは丸1日バスで移動なんて日も何日かあったのですが、それであれば航空券を買って移動して、時間・期間を短縮する旅を考えた方が良かったと今さら思います。

世界一周航空券もコスパの良いファーストクラスを買えば旅の幅というか楽しみも広がるでしょう。 

以上、如何でしたでしょうか?今回の記事がこれから世界一周の準備を考えている初心者や高校生・大学生などの方の参考になれば幸いです。