2020年、新型コロナウイルスが世界中で大感染を引き起こしている。
毎日インターネットでCovid-19の文字を見ない日はない。
4月13日現在、全世界での累計感染者数は180万人を超え、死者も11万人を超えた。これからもさらに拡大は続くだろう。
在宅が世界で進んでいるが、オンラインで離れた家族と連絡をとったり、最新の情報をスマホから得たりとインターネットがかろうじて我々の世界を繋いでいる。
もし25年前の1995年に同じ中国湖北省の武漢で新型のコロナウイルスが発生していたらどうなっていただろうか。
今回はそのシュミレーションをしてみたい。
1995年はWindows95の時代、i-modeは1999年サービス開始
Windows95が日本で発売されたのは1995年の11月23日。
この頃から一般家庭にもパソコンが急速に普及し始めたが、まだまだPCを持っている家庭は少なくインターネットのスピードも遅かった。
20代の方は知らない方が多いと思うが、元SMAPの中居正広がNTTのCMに出て「ロク・ヨン、ロク・ヨン、イチ・ニッ・パッ」とISDN回線を説明してたのは1996年のことだ。
携帯電話も普及し始めたのはこの頃からだが普及率は低く、持っている人の方が珍しかった。
ちなみに一世を風靡したDocomoのi-mode(アイモード)が開始されたのは1999年で、折りたたみ携帯として爆発的人気があったN502itが発売されたのも西暦2000年だ。
ショートメールが始まったのも1997年からで、1995年はポケベルの全盛期であった。
そんなこんなの時代なので、離れた人とのコミュニケーションは固定電話からという人が多かった時代だ。
役所でも95年にPCを個人単位で導入して使っていたところは少ないのではないだろうか。それでも日本は先進国であった。
文章を書きながら「一世を風靡した」という単語を使う世代についになってしまったと困惑する感情はさており、Windows95発売前の1995年1月に中国の武漢で新型ウイルスが発見されるとする。。
※次回へ続く