【MAP有り】距離は僅か300m!武漢の市場とコロナウイルス研究施設。日本語↔︎英語の翻訳あり。

武漢マップjpeg

新型コロナウイルス(Covid-19)の発生源は中国湖北省の武漢の市場だと肺炎が発生した当初はニュースで報道されていた。

しかし、ここに来てウイルスの研究施設からコロナウイルスが漏れたとの説が急上昇している。しかも市場から施設までの距離はごく僅かだった。

武漢の地図を実際に調べた人は少ないと思うので、こちらでGoogle Mapを使って場所を調べてみた。上に添付したマップを見て欲しい。

 

距離は僅か300m!武漢の市場とコロナウイルス研究施設。

中国科学院武漢ウイルス研究所

まずこちらの写真は武漢ウイルス研究所の写真。

ウイルスが発生したとされる華南海鮮市場から川を挟んで12kmしか離れていない。

先日のブログ
新型コロナは中国の武漢ウイルス研究所から流出?

でもお伝えしたように武漢には2つのウイルスの研究施設があるとされ、もう1つの「武漢疾病対策予防管理センター」(予防コントロールセンターと訳されている場合あり)は市場から300mも離れていない。

一番上のマップだと武漢疾病対策予防管理センターの場所は住所上では上の緑色の丸で示されるが、中国語で施設名で検索すると下の緑の場所で表示される。

肺炎が広がってから新たに病院が建てられたという報道もあったので、類似施設が誤って表示されたのかもしれない。

 

武漢航空写真(編集)jpeg

ちなみに航空写真の画像はこうなる。

水産市場の近くには銀行や商業施設が多くあり、左上には大きな駅が見える。

高層ビルも多くあるのがわかり、感染は街の中心であっと言う間に広がったことが想像できる。

 

市場、施設名の日本語↔︎英語の翻訳対応表

今後、武漢のウイルス研究所絡みの記事は多く出てくると思う。

英語記事から翻訳する人や住所を調べたい人、ホームページを検索したい人の為に施設の日・中・英語の翻訳対応表とWebサイトのURL、住所をまとめておいたので是非参考にして欲しい。

1. 水産市場

  • 日本語:武漢華南海鮮卸売市場(ぶかんかなんかいせんおろしうりしじょう)
  • 中国語:武汉华南海鲜批发市场
  • English:Huanan Seafood Wholesale Market

 2. 武漢ウイルス研究所

  • 日本語:中国科学院武漢ウイルス研究所(ちゅうごくかがくいんぶかんウイルスけんきゅうじょ)
  • 中国語:中国科学院武汉病毒研究所
  • English:Wuhan Institute Of Virology,Chinese Academy Of Sciences

ホームページ (website)
http://english.whiov.cas.cn

住所 (address)
中国語:湖北省武汉市武昌区小洪山中区44号
English:Xiao Hong Shan No.44, Wuhan, P.R.China

 3. 疾病対策予防管理センター 

  • 日本語:武漢疾病対策予防管理センター
  • 中国語:武漢市疾病預防控制中心
  • English:Wuhan center for disease control & prevention

ホームページ (website)
https://www.whcdc.org

住所 (address)
中国語:湖北省武汉市江汉区马场路288号
English:now checking 

欧米諸国が賠償金を検討。中国のウイルス研究所からコロナ流出疑惑。

研究員

昨日は中国武漢にある2つのウイルス研究施設からコロナウイルスが流出した疑惑について述べた。

昨日のブログ
新型コロナは中国の武漢ウイルス研究所から流出?

今回はそれに伴いアメリカ、イギリス、インドが中国への賠償金の請求を検討している報道についてお伝えしたい。

 

中国のウイルス研究所からコロナが漏洩した場合、欧米諸国は賠償金を検討。

賠償金

万引き犯を証拠もなく断定しているようで悪いが、かなりの確率で湖北省、武漢のウイルス研究施設からコロナウイルスが漏れたことは間違いない。

中国は間違いなく否認を続けるに違いないが、アメリカ、イギリスを中心に実態の調査は続いているようだ。

もし決定的な証拠が出てきた場合は欧米を中心に損害賠償の請求に話が発展していくに違いない。

もちろん肺炎で自国民に多数の死者が出て、与えた経済影響も計り知れないのだから、それは当然の流れと言える。

WHOが調査をして事実を公表して欲しいが中国から圧力がかかって積極的は動こうとしないだろう。

テドロス事務局長も事態が収まったあとは間違いなく退任するはずだ。

 

インドも追随?賠償請求する国が現在との中国との関係を示す。

裁判所

賠償金の請求には恐らくインドも動き出す。

皆はあまり知らないかもしれないが、基本的にインド人はパキスタンと中国を嫌っている。

インドもあと10年もすれば世界の大国に仲間入りをするので、この辺はしぶとくいくだろう。

領土争いをしているベトナムやフィリピンも勇気を持ってこの流れに加わるかもしれない。

基本的に各国とも経済に大打撃を受けたのだから賠償の請求はしたいはずだが、報復、返り討ちが怖く実行できない国もあるはずだ。

アフリカ諸国もあまり積極的に動かず、南米や中東は国によってのような気がする。

各国の動きで現在のその国と中国との関係が理解できるので、この辺も今後注目していって欲しい。

そして我が国日本は。。

各国の流れを見ながら、当たり障りのない決定を下すだろう。

 

新型コロナは中国の武漢ウイルス研究所から流出?

培養

新型コロナウイルス(Covid-19)は中国湖北省にある武漢ウイルス研究所から広まった可能性がある。

ここ数日アメリカ系のニュース機関を中心に同様なニュースが幾つか出ており、日経の報道期間も追随している。

 

新型肺炎は中国の武漢のウイルス研究所が発生源?

これまであまり報道されてこなかったが、武漢には1956年に設立された中国科学院武漢ウイルス研究所という施設があり、微生物の研究が行われている。

英語版ホームページもあるので是非見て欲しい。

Wikipediaによると266人の研究員がおり、大学院生なども在籍しているようだ。

試験管

コロナウイルスの発生源とされていた華南水産市場からこの施設までは12キロほどしか離れていない。

アメリカはまだ断定はしていないが、コウモリのコロナウイルスの研究がこの武漢で行われていることに対し以前から警笛を鳴らしていた。

ちなみに「武漢疾病対策予防管理センター」という別の施設もあり、この建物は市場から僅か300メートル程の距離しかない。

この為、この2施設が今回のコロナウイルスの発生源として噂されている。

中央日報の日本語記事によると新型コロナの天然宿主とされる「キクガシラコウモリ」は武漢から1000キロほど離れた雲南省・浙江省に主に棲息しており、武漢疾病予防管理センターが2017年と2019年に実験用に多くのコウモリを捕まえたとしている。

 

武漢の人は研究室から広がったと認識しているはず

コロナウイルス研究員

今まで知らなかったが、こんなウイルスの研究施設が2つもあれば、市場ではなくそこから流出して広がったと武漢の人々は思っているだろう。

研究施設はセキュリティレベル4とされ、ウイルスが漏れることはないとしているが、コウモリの糞などから研究員の体内にウイルスが入ってしまえば、簡単に広がってしまうことは皆さんもご存知のことだと思う。

個人的にも、これらの研究施設から広がった可能性が非常に高いと思う。中国政府も当然その可能性が高いことを認識しているはずだ。

なぜ今までこの2施設の存在があまり公になってなかったのか疑問でしょうがないが、中国政府がWHOにあげた寄付金の理由も頷ずける。

 

ネットがない。在宅ができない。テレビしかなくてもマスコミの報道は鵜呑みにするな。

game

新型コロナが25年前に発生したら。3部作の最終話は外出禁止でネットができない場合について語ります。

前回、前々回のブログはこちら

【シュミレーション】インターネットがなかったら新型肺炎の拡大は今の100倍。

もし1995年(25年前)に新型コロナウイルスが発生していたら?現在の感染者数は5,000万人。

 

インターネット不可で外出禁止になったらどうするの?

oldtv昔のネットがない家庭環境で外出禁止になったら人々はどうするのでしょうか?

新聞も今回のようにウイルスの騒動がひどくなれば休刊となりますが、以前の主な情報源は新聞やテレビ、ラジオしかありませんでした。

人々はここから情報を得るしかないのです。

日本のテレビも新型コロナで収録が今は大変だと聞いたので、戦時中はテレビやラジオの放送も命がけだったのだと、この齢になってようやく気が付きました。

 

在宅ワークは家で電話とノートで仕事?

paper

さてそんなことはさておき、インターネットがなければ在宅ワークもほとんどできないので大変なことになります。

在宅はテレワークとも呼ばれますが、電話とメモを使っての仕事になるのでしょうか?

そもそも25年前は在宅という発想がないので、休みかリスクを冒して出勤かの2択になっていたと思います。

そして子供はゲームをしたり、他の家族はテレビを見たり、本を読んだりと今より格段に情報が少ない中で生活する必要がありました。

これは大変ですね。

今は海外だと町も雰囲気も暗く、人通りも少ないので戦時中の感覚も薄っすらですが理解できる気がしました。

 

テレビや新聞はもはや情報の中の参考に過ぎない。

新聞

と書いてきたように

民衆もネットがなく、自分の命がテレビやラジオの情報に左右されるとなると、真偽を問わず、それを信じざるを得ない場面がこれまでは多かったと思います。

繰り返し同じ情報が流されると、人々はそれを「正」の情報として無意識に捉えてしまいます。

正しい情報ももちろんあるのですが、いろいろと勉強をしていくと、マスコミも自分たちの利益の為に「正」の情報を意図的に作る必要もあったことがわかってきます。

ここでさらに大事なのは、正しいか、正しくないか以外の自分たちで考えられる部分も「常識」のような形で洗脳される恐ろしさを含んでいたということです。

以前のブログ
つまらない、さえない?サラリーマン人生あるある

で書きましたが、マイノリティの意見が的を得ていたり、少しは参考にする必要がある場合もあります。

大事なのはこの自分で考える力が失われるときです。

なので現在はテレビ以外からもいろいろな情報が流れているし、海外のニュースもネット翻訳で大まかな内容は掴めるので、情報は一つの参考として自分で考える癖をつけましょう。

ということでこのブログの他の記事も違う視点で書いている記事が結構あるので、たまには読んで下さいね(笑)。 

 

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【シュミレーション】インターネットがなかったら新型肺炎の拡大は今の100倍。

インターネット ※前回の続き
もし1995年(25年前)に新型コロナウイルスが発生していたら?現在の感染者数は5,000万人。

中国の湖北省、武漢でインターネットがほとんど普及してない1995年1月にコロナウイルスが発見されたらどうなるか?

あくまで根拠はなく当時の生活を振り返りながらのシュミレーション。こんな感じで拡大していくだろうという想像です。

 

コロナの発生は電話での報告。中国政府の確認は遅れる。

インターネットの普及前、人々の主な通信手段は電話だった。Windows95がまだ発売される前、携帯電話を持っている人もパソコンを持っている人も多くいない。

中国もこの頃から年間10%ほどのGDP成長を続けるが、他の先進国と同じくもちろんインターネットはほとんど普及していない。

そして95年1月に武漢でコロナウイルスが発生する。。

公衆電話

まず武漢

  • 知り合いの間で咳、高熱を発する人が多く出るが、人々はインフルエンザか何かが流行していると気にとめない。
  • その後、死者が多く出ているという噂が流れ始め、普通の病気ではないと武漢の人が疑い始める。しかし役所の人間が知らないまま1カ月ほど経過する。
  • 湖北省の上の人が事態を認識し始める。しかしメールもネットも普及しておらず状況の把握にさらに時間がかかる。

とまずはこんな感じになると思う。

そしてその後も感染はじわりじわりと外に広がり、以下のように感染が拡大する。

  • 交通の要衝である武漢から北京、上海などの大都市へ人が移動し、そこでも感染が広がる。
  • 世界の主要都市でも感染者が出始める。しかし気がつく人は誰もいない。
  • 中国政府が事態に気づいて対応を開始するのは2月半ば頃。
  • 世界のニュースが中国での感染を報道し始める。WHOも具体的な対策を開始。この時点で中国での感染者数は50万人以上。世界でも症例が確認され始める。

 

ニュースはテレビ・ラジオでしか確認できず世界各国で対応が遅れる。

tv

世界各国でコロナの感染がどんどん広がっていくが、世界的に事態が認識されるのは2月末くらいから。

世界の反応と行動(3月)

  • 世界の主要都市、特にアジアから新型肺炎の感染が広がっていくが各国とも具体的な対策がとれないまま3月に入る。
  • WHOが不要な外出をしないよう世界に呼びかける。
  • ラジオ、テレビを通じてニュースや呼びかけが伝わっていくので、外出自粛がすぐに浸透しない。職場に行かないと業務ができない人も多く感染が広まり続ける。
  • 3月上旬時点で台湾、香港、マカオで10万人以上が感染する。東京でも確認されただけで感染者が5,000人に。
  • 3月末頃から各国政府でも入国禁止措置や外出禁止の対応を始める。この頃中国本土の感染者は300万人を超す。
  • 世界の主要都市でも感染者が20〜30万人に達する。規模が小さな都市でも100〜1,000人の感染者が発生。

 

そして4月の世界のコロナ感染者数は爆発的に増加。

radio

4月になり世界的に感染者数が爆発的に増加。

  • 4月上旬にはアジアのほとんどの国で感染者が100万〜300万人に達する。
  • フランス、ドイツ、イギリスなどヨーロッパの主要国でも感染者が100万〜300万人に。
  • アフリカ、南米の国でも感染者20〜30万人を超える国が出てくる。

とあくまで想像の範囲だが、2020年の今とは比べられないくらい感染が猛スピードで広がっていくだろう。

そして自宅で待機している人も適切な情報を得られないまま、さらに地獄が広がっていく。

 

※次回に続く

  

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