ベトナムの現在(2020年4月11日時点)のコロナウイルスの患者は255人(およそ半数は既に完治)となっている。
過去のブログでも何度かお伝えしてきたが、ベトナムは早期から新型コロナの対策を積極的に打ち出して、東南アジアの中でもかなり感染者を抑えている国の一つだ。
生活は不便ではあるが、完全に感染者をゼロにしようとしている現在のベトナム政府の取り組みを今回はお伝えしたい。
4月11日時点のベトナムの状況
4月1日から15日までベトナムでは全国規模の社会隔離が実施されている。
外出は以下の場合を除いて自粛の要請が出ている。
- 食料、薬品の調達
- 必須サービスを提供する企業・工場への出勤
- 緊急時
また屋外では人との接触の際に2メートルの距離をとり、3人以上で集まらないように通達がされている。
現時点では都市封鎖となっていなく、自粛の要請のようだ。
また基本的に全ての外国人の入国が既に禁止されており、映画館などはもちろん、マッサージ店や床屋なども3月24日から営業がされていない。
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3月24日から床屋、美容室が全て閉鎖中
現在も引き続き男性、女性を問わず髪を切りに行けないのでストレスを感じている人は多いだろう。
既に店舗が閉まってから3週間経過している。ちょうど髪を切りに行こうと思ったタイミングで店が閉まってしまった人も多いようだ。
自分もそろそろ髪を切りに行きたいとは思っている。
今回の要請は4月15日までとなっているが、16日以降どうなるかの決定はまだなされていないようだ。
アメリカのニューヨークのような状況になるのであれば、期間を延長して4月いっぱいまでの可能性も十分にあると思うが、そこは政府の判断に従いたい。
ベトナムは感染者の半数が既に完治しており、新たに感染が確認された人も空港から直接、隔離施設に入っている人が多いようである。
既にカンボジアからなど陸路からも入国ができない状況なので、となると残りの患者は100人を下回っているはずである。
もし完全に封じ込めができたとなると世界各国でも珍しいケースとなる。
真面目な国民性もプラスに作用していると思うので、早く外出が自由にできるようになり、またレストランでビールが飲めることを期待したい。