ベトナムの新型肺炎の感染状況ですが、日に日に拡大を見せています。
マスクの工場は相変わらずフル稼働のようですが、引き続きどこの店舗でもマスクの品切れが続いています。
昨日もウイルスの感染状況をお伝えしましたが、現地の報道を見るといろいろと進展があったので、ご報告をさせて頂きます。
最新の新型コロナウイルス感染人数
ベトナムで現在確認されている新型コロナウイルスの感染人数は、昨日より2人増えて合計12人となりました。
感染疑いがあり隔離されている人も多くおり、当面は感染人数は増えて行くことになりそうです。
コロナウイルス感染者の治療費は無料へ
感染拡大に伴い、新型コロナウイルスの治療に伴う費用を国で負担することが発表されています。
感染疑いや隔離された人においての病院での費用についても症状に応じて治療費が出るようです。
テト休暇のさらなる延長
春節(テト・旧正月)明けの休みが2月3日(日)まで延長された後、多くの学校で休みが9日(日)まで延長となりました。
しかし感染拡大が続いていることから、さらに16日(日)まで休みの延長を決定した学校が多いようです。
接客業のマスクの着用義務化
南部最大の都市のホーチミンでは接客業のサービスの従業員を中心にマスクの着用が義務付けられました。
以前のブログではまだマスクを着用をしていない店員がいるとお伝えしましたが、今後はほとんどの接客業で着用が義務付けられます。
→以前の記事
新型コロナウイルス肺炎の感染拡大、マスクが買えないベトナム!
検疫の強化
ベトナム外務省は、新型肺炎の感染拡大を防ぐため、過去14日間に中国に滞在した外国人に対し、公用目的以外での入国を一時的に禁止する措置を取ったことを明らかにしています。
また引き続き各航空会社ではベトナム〜中国のフライトを一時停止しています。(一部便を除く)
観光スポットの閉鎖、イベントの中止
ハノイでは多くの人が集まる観光スポットが一時的に閉鎖になったり、歩行者天国が中止になっています。
また多くの場所で消毒作業が行われています。
他の都市でも多くのイベントが中止となり、感染拡大防止への動きが進んでいます。
ベトナムのリアルタイムの町の状況
感染拡大に伴い、中国では武漢以外の都市もゴーストタウン化するなどのニュースが流れていますが、ベトナムはマスク以外に関しては食料・飲料などの買い占めなどは起きておらず、人々の様子は平穏です。
カフェに行けば店員以外でマスクを着けているお客さんは1〜2割程度しかいません。ほとんどのお客さんはマスクは着けていません。(入手ができずに着用してないだけかもしれませんが。)
以上がベトナムからの最新ニュースとなります。