新型コロナ(COVID-19)が感染者数が日に日に増している。
3月24日現在、累計の感染者数は世界で30万人を超え、死者も1万5000人に登っている。
日本での感染者数も1万人を越し、東京オリンピックの延期も現実となりそうだ。
東京五輪の延期がほぼ決定的となってきた状況で、今後オリンピックの代わりに行われそうなのが皆が想像もしていなかった「東京閉鎖」だ。
【恐怖】東京の閉鎖が新型コロナで現実味。ゴーストタウンに?
イタリアやパリ、ロンドンなど世界の大都市で不要の外出が禁止されている。
東京でもここ数日で感染者が増加してきており、このまま感染者が増えてくるとヨーロッパの都市と同様の外出禁止措置が現実味を帯びてきた。
おそらく多くの方が想像していない事態であるが、その瞬間はインド全土ロックダウンの発表のように2〜3日後の0時からなど突然の形で発表されるだろう。
→インド全土の閉鎖記事
【速報】インド全土がロックダウンに。新型肺炎で21日間の外出禁止令。人口13億人の正念場。
日本の感染者数は発表よりも間違いなく多い。
このブログを執筆時点での日本の累計感染者数は1,120人、死者は42名だ。
しかし日本より積極的に対策を行ってきている国でも感染者数は増えてきている。
日本は他の国に遅れながら欧米18カ国からの入国の拒否を決定した。しかしこの決定は他の国に比べると1〜2週間遅れた処置である。
その前の感染流行地域からの2週間の待機要請も「措置」ではなく「要請」である。
公共交通機関を使わない、自宅待機も要請であり、実際に待機しているかの確認もおそらく書類上の確認のみで、チェックもほとんど行われていないのが現実だろう。
初期の日本の新型コロナ感染者数は世界でもトップクラスだったが、急激に感染者数の伸びが落ちた。
これは日本が症状が悪化しないと検査ができないからとの声もあるが、オリンピック開催のためや他国からの対策不備による批判を避けるために政府が意図的に発表数を抑えているのは間違いないだろう。
これらの対策の遅れや、通勤ラッシュや日本の人口密度を考えると感染が他国同様に進んでいると考える方が自然だ。
東京五輪の実施はなく、東京閉鎖の実施が現実味
東京オリンピックについては1年の延期という報道も出ているが、果たして1年で新型コロナウイルスは終息を見せるのだろうか。
インドの13億人の外出禁止のニュースが流れ、世界の各都市も同様の措置を見せつつある中、残念ながらオリンピックではなく東京閉鎖実施の可能性が出てきた。
インドは現時点、日本の半分の感染者にも満たない状況で全土の21日間のロックダウンを決定した。
遅かれ早かれ日本国内で次の大型感染防止策が取られる可能性は高い。
東京閉鎖で住民にはどんな影響?通勤は?
もし東京が閉鎖となった場合、これまでの入国規制の措置を見ていると、他の海外と都市と比べて規制は緩やかになる可能性が高い。
外出禁止ではなく、不要な外出の自粛となる気がする。外を歩く住民の数は今より減るのは間違いないが、日用品や食料買い出しのスーパーやコンビニは閉店にはならないはずだ。
なので閉鎖となってもコンビニなどに気軽に出かけて買い物をして帰る人は結構いると思う。
通勤もできる限り控え、リモートでとなるはずだが、これまでの電車通勤というスタイルで経済が発展してきたと考える日本の人たちの思考を考えると通勤の禁止とはならないであろう。
この辺が日本の良いところであり、悪いところでもあると思うが、こういった緩さが感染予防に繋がっていないことは言うまでもないない。
世界各国にニュースを見る限り、世の中はかなり「闇」の方向にシフトしている気がする。
東日本大震災も大きな出来事であったが、世界規模で第二次世界大戦のように歴史の教科書に刻まれないような規模に収まることを願う。