2020年3月20日現在、全世界の感染者は20万人を超えました。
世界一周ブログを見ていると断念や中断などの記事が目立ち始めています。
この状況では無理もありません。では今の状況でどれくらい達成が難しいのかを今回は客観的に分析してみたいと思います。
2020年の世界一周は断然すべき?新型コロナによる各国の入国規制で達成はほぼ不可能に。
前回のブログで世界各国にて全ての国の外国人の入国規制が始まりつつあると記載しました。
前回のブログ
→新型コロナで世界が「鎖国」の時代へ。東京オリンピック開催は絶望的。
ヨーロッパでの感染拡大が急激に広がっており、アフリカ諸国にも新型コロナウイルスが広がり始めています。
そのため、今後全ての国を対象に入国禁止の措置をとる国が急激に増えることが予想されます。
さらに自国から海外への渡航を禁止する国も出ており、安全かつ渡航が可能なルートを探して世界一周の旅行をすることが難しくなってきています。
規制も日に日に変更がされ、最新の規制やフライトスケジュールの把握も難しい状況です。
帰るなら今、目的を早めることが大事。
このような状況をふまえ、現在ビジネスなど長期滞在の目的以外で外国にいる方は、早急に帰国することを推奨します。
日が経つごとにスムーズに日本へ帰ることが難しくなってきています。
外国人が入国する際は隔離をマスト条件にしている国、地域も出てきているので、これ以上フライトの減便や規制が強化される前に、早急に自身の旅程・スケジュールの見直しをした方が良いでしょう。
アフリカ諸国や中南米にいる人は早めに出国を。
アフリカや中南米などの日本から遠い国、治安や医療体制が良くない国、日本への直航便がない国にいる方は、早急にそれらの国から出国することをお勧めします。
当該国の決定は基本的には自国民を守るための措置なので、外国人への対応は酷に聞こえるかもしれませんが優先的ではありません。
外国で隔離される場合、言葉がろくに通じない施設で2週間滞在しなければいけないリスクもあります。
これだけ各国で情報が錯綜していると、日本政府が経済が発展していない国で隔離されている人の情報をタイムリーに得ることができないことも十分考えられます。
隔離施設にWifiがあるかもわかりません。
自分がコロナウイルスを拡散する可能性にも注意。
世界一周をされている方は予算や期間を確保して渡航されている方がほとんどです。
目標を達成したいのも理解できますし、簡単に諦められないのも理解できます。
その場合は中止をせずに期間や予定を短縮しての世界一周も可能です。
時間のある人は自分みたいに一時帰国を挟んで世界一周も可能です。
大事なのは自分の予定以上に自分が他の国、人にコロナウイルスを広める可能性もあるという点です。
外出を自粛している人より、当然空港やバス・電車を使い、ホテルを転々としながら旅行をする人の方が新型肺炎にかかりやすい、COVID-19を広める可能性が高いということを認識しなければなりません。
海外にいる方は現在自分の置かれている状況を一度、客観的に見てみることを推奨します。