最近よくニュースで目にするようになった「コロナ禍」という言葉。
急に見るようになった言葉なので、読み方や意味がわからない人も多いと思います。
しかしこれだけウイルスが蔓延した中、読めないのはちょっと恥ずかしい。
本日はこの「コロナ禍」の読み方、意味を簡単に解説します。
「コロナ禍」正しい読み方は「うず」「なべ」?
一瞬「コロナうず」って読みそうになりますよね?現在の状況も「渦」に巻き込まれているかの事態で、なんとなく正しいかなと思ってしまいます。
でも「うず」ではありません。渦は「さんずい(氵)」です。
では「コロナなべ」?とも読めそうですが、これもちょっと違います。外出自粛で「鍋」でグツグツ煮られている気分でもありますが。。
鍋は「かねへん(釒)」となります。
正しくは「コロナ禍」と書いて「コロナか」と読みます。
「か」かよ!と思った人多いと思います。確かにそうですよね。漢字に多く触れている人でもあまり見かけないと思います。
この「禍」の部首はカタカタのネと書く「しめすへん(礻)」です。正しくないですが「ねへん」と覚えた方も多いのではないでしょうか?
私も正直知りませんでした。漢字の読み方結構自信あったのですが。。
では次に意味について説明、解説したいと思います。
「コロナ禍」の読み方は「コロナか」。では意味は?
では気になる「コロナ禍」の意味について解説します。
「禍」は漢字ペディアの情報を見ると
わざわい。まが。ふしあわせ。
という意味です。
読み方は
- 音読み:カ
- 訓読み:わざわい・まが
で画数は13画。常用漢字で漢検準2級相当の字のようです。
旧字は「禍」で似たような字ばっかりで以前のブログ
→コロナが「しゅうそく」するの漢字は「終息」「収束」どっちが正しい?違いは?
同様なんか煩わしいですね。
同じ「わざわい」でも「災い」と「禍い」では意味は違うの?
良くないこと。不幸せなこと。という意味では「災い」と「禍い」は同じ意味ですが、意味が若干違います。
・「災」は天災のように防ぎようのないもの。
・「禍」は人為的な物によって発生した悪い事象。防ぐことができる事柄。
を指すようです。
これを調べていてコロナ禍と名付けた人のセンスが出ているなと思ったのですが、遠回しに中国を批判しているようにも読めます。
だって自然発生したものなら「災」で「コロナ災」でも良い気がしませんか?
というようにちょっとした話材としても使えそうな「コロナ禍」。
是非、頭の片隅に入れて置きましょう。読めなくて「禍い」とならないように。
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