海外で37℃の微熱。ついにコロナ隔離か。専門施設に連れていかれる。

コロナ検査いきなりだが微熱が出ただけで連れていかれた施設。

自覚はなかったが37℃の熱があったらしい。

恐れていた海外での隔離が現実に。。

 

海外で37度の微熱。専門施設に連れていかれる。ついにコロナで隔離か。

 

微熱体温

ことの発端は住んでいる国がコロナの影響でいろいろな施設が閉まり始めたことにある。

公共バスやタクシーも止まる可能性があったし、定期的に行っている病院にも早めに行って薬をもらっておこうとしたのが不幸の始まりだった。

もちろんその時には喉の痛みもなかったし熱もないと思っていた。

病院につく。入り口で最近どの病院でも行われている体温チェックがあった。

額に体温計を近づけて温度を測る5秒ほどで体温がわかる検査で、なぜかピーピーピーという音が。。

熱がある自覚がなかったので、その音が熱があることを示すものとは思わなかった。

女性の看護師さんが焦り始める。中の別のスタッフと相談をし始め、これはちょっとヤバイかもと思ったが何とか中に入ることが許された。

受付をすませ、診察前に血圧や身長、体重を測る際に再度体温チェックがあった。

 

ピーピーピー。

 

また警報音みたいのがなる。

 隔離施設イメージ

写真のような隔離施設行きが頭をよぎる。

前のブログで書いたように海外で隔離だけは何としてもされたくなかった。

そして目的としていた診察は

「あなたの診察は今日は最優先事項ではないから、まずはここの施設に行って検査を受けて欲しいの。」と言われキャンセルに。

「コロナ疑いで2週間の隔離ですか?検査はどれくらい時間がかかりますか?」と聞いてみた。

「わからないわ。とりあえずプロセスとしてはそこに行くことになっているから、とりあえず行ってみて。グッドラック!」

と言われ何だか映画っぽい展開になってきたが、どうも紙に書いて渡された施設に行かないとダメな雰囲気だ。

強制移動と思ったが、どうやら個人で行くらしい。

なんだ。個人での移動なのか。

バイクタクシーにまたがり、10分ほどで専門の施設に移動した。

冒頭の写真にあるように「COVID-19」の看板が立てかけられていた。

 

英語が通じない恐れていた事態。そして。。

コロナ検査2受付で事情を話そうと思ったら英語が通じなかった。

問診票を書いて診察を待つ。他にもコロナの疑いがある人が並んでいた。

この人たちは自主的に来たのか、自分みたいに要請をされ来たのかはわからない。

ただここに来た時点で皆、何かしらの疑わしい症状があるはずだ。

にも関わらずお互いの感染を予防するような体制はなく、普通の病院のように同じ状況の人たちの近くで15分くらい待たねばならなかった。怖い。

ここでパスポートを提出しなければならなかった。システムで全部登録がされていく。いつ入国したのか、住所などいろいろ聞かれたあとに問診が始まった。

「微熱以外は何の症状もないです。微熱の自覚症状もありませんでした。」と話す。

「では、そもそも君は何でここに来たのかね?」

みたいなことを言われる。ちょっと半笑いな感じで言われたので強制ではなかったらしい。

なんだよ、前の病院とも思ったが、この国にこういうプロセスがあったのに少し安心した。

そして健康手帳ならぬ、コロナ手帳みたいのをもらって「コロナの疑いはありません」の証明をもらい数百円の診察料を払って終了となった。

前の病院に戻ってその証明書を見せて、本来したかった診察も終わり目的は達成したが何ともメンタル的に疲労を伴う時間となった。

余談だが問診以外にコロナ陽性かどうかのPCR検査は行われなかった。問診だけでコロナ疑いなしなんて、ちょっといい加減な気もしたが専門の施設の人がそう判定するんだからしょうがない。

ちなみに全部のスタッフが英語を話せないっぽかったが、たまたま英語を話せる現地の人が診察に来ていて全部通訳して間に入ってくれた。

 

続く外出規制。今後はどうなるの?

夜間ゴーストタウン4月4日時点、この国で外出している人は相変わらず少ない。

写真は午後7時の町中だが店はほとんど閉まっている状況だ。

移動している住民は多いが、なんとも寂しい光景だ。

現地の人も寂しいだろうがその国に住む外国人にとって、これはとてもきつい状況だ。

検査施設に行った時に、スタッフ以外でたまたま英語が話せる人がいたから良かったが、そういう人がいなかったらもっと大変だっただろう。

そんなこともあり、もう同じようなことがないことを願う。