あなたの平均通勤時間は片道1時間、2時間?【時間の無駄をなくすには引越しか転職】

駅の看板

サラリーマンの宿命と言われる通勤。

世界でも最もすごいと言われる日本の通勤ラッシュですが、毎日の通勤がどれだけ時間の無駄になっているのかと思っている方も多いのではないでしょうか?

もちろん通勤時間を有効に使う為にスマホでニュースを見たり、本を開いて勉強したりしている会社員も多く見かけます。

それでも家から駅まで、駅から会社までの歩く時間、乗り換えや遅延、混雑のストレスなどマイナスの要素ばかりです。

今日は通勤がどれだけ時間の無駄になっているか、またそれを改善する方法について考えてみたいと思います。

 

目次

  1. あなたの平均通勤時間は片道1時間、2時間?
  2. 1カ月、1年間でどれくらい通勤に時間使ってるの?
  3. 時給2,000円とすると通勤で幾ら損してる?
  4. 家族や健康。他にも失っている物は多い
  5. 通勤時間を使って勉強している人はあなただけではない
  6. 時間節約の為の転職も賢い選択
  7. 会社近くへ引越
  8. 海外在住著者の通勤時間
  9. まとめ

 

1. あなたの平均通勤時間は片道1時間、2時間?

自動改札

ネットでいろいろなサイトを調べてみると都心に通う会社員の平均の片道通勤時間は1時間弱のようです。

地方に行くと車で出勤する人も多くなり、東京ほど渋滞してなかったりで通勤時間は減る傾向にあります。

以前会社員だった頃は長い人で片道2時間ほどかけて出勤している人もいました。中には短い人もいましたが、概ね45分〜60分というのは正しい数字のような気がします。

 

2. 1カ月、1年間でどれくらい通勤に時間使ってるの?

満員電車

仮に片道1時間かけて会社に通っているとすると往復2時間の計算となります。睡眠時間を6時間として1日に起きている時間は18時間。この内2時間を通勤に使っているとすると1日の10%以上を通勤に費やしていることになります。

週休2日で毎月の稼働日数が20日とすると毎月の合計通勤時間は40時間。1年にすると480時間となります。

驚いたことに1年(365日)の丸々20日間を通勤に費やしていることになります。

 

3. 時給2,000円とすると通勤で幾ら損してる?

お金

さて1年の通勤時間の計算をしてみましたが、仮に金額的損失を計算すると幾らになるでしょうか?定期券のような交通費的な会社の損失もそうなのですが、ここでは皆さんのパフォーマンスの時間的単価(時給)の観点で計算としてみます。

仮にこれを見ている読者の方の月収が32万円とします。月の営業日数が20日とすると毎日16,000円の収入なので1日8時間勤務とすると時給2,000円の計算です。

いろいろ計算の考え方あると思いますが、この通勤時間をフリーランスの人のように働く時間に回せれば毎日4,000円、毎月80,000円、年間960,000円のプラスになります。

 

4. 家族や健康。他にも失っている物は多い

ストレス

時間、経済的な損失を計算してきましたが、通勤のデメリットはこれだけではありません。毎日の通勤ラッシュでのストレスは体にとって決してプラスではありません。

通勤の為の時間を+1時間睡眠に回せた方が明らかに健康にプラスです。

また通勤時間は家族、子供とも会えないのでコミュニケーション的な部分でもプライベートでマイナスに作用していることは否めません。

 

5. 通勤時間を使って勉強している人はあなただけではない

冒頭でも少し触れましたが、通勤時間を有効に使うと言っても駅まで歩く時間、駅から会社まで歩く時間は勉強はできません。周りに人がいる中で勉強すると集中力も自宅で勉強するようにはいかないはずです。

また電車内で勉強している人も多くいるので、他人より優位なスキルを身につけるという点でも通勤時間は限りなく短い方が間違いなくお得です。

 

6. 時間節約の為の転職も賢い選択

転職

どうしても引越が難しいという人は転職も1つの選択肢です。

働き方改革での副業も容認されるようになってきて、通勤時間を副業の時間に回すことは明らかに収入にプラスとなります。

以前のように終身雇用の概念も無くなってきているので、多少収入が少なくなってもその分生み出せるメリットは多いのではないでしょうか?

転職はリスクでもあるとは思いますが、新しい出会いなどメリットもあるはずです。現在の会社で上手く活躍の場が見出せてない人、またはやりたいことがあるのになかなか実行に踏み出せなかった人はこれを機に転職を検討するのもアリかと思います。

 

7. 会社近くへ引越

引越

逆に転職が難しいという人は会社近くに引越しをするのも手です。

そんなこと言ったって都心は家賃が高いという人もいると思いますが、先ほど説明した部分を考慮すれば、それが全てマイナスではないはずです。

都心での生活が心配という人は一度、Airbnbで会社近くの住宅を探して短期で住んでみては如何でしょうか?(ホテルでももちろんOK)

港区や文京区など23区でも静かで住みやすいところは多いです。

 

8. 海外在住著者の通勤時間

参考ですが私はここ5〜6年は海外に住んでいます。一応オフィスっぽいところはありますが、住んだ場所は全てそこから歩いて10分以内の場所です。

日本でいうと17時に会社が終わって17時10分には自宅にいるということですね(笑)。シャワーを浴びたり、ご飯を食べたりしても寝るまで4時間は勉強に回せます。寝る時間もたっぷりです。

 

9. まとめ

以上、なかなか引越しや転職が難しいという人も多いと思いますが、客観的に見ると悪いことばかりではないというのは理解できると思います。

ホリエモンや今でしょの林先生も同じようなことをネットで言っていた記憶があります。

物は試しでまずは会社近くのホテルから1週間だけ通うというのは誰でもできると思います。行動するのいつが良いか林先生に聞いたら何と答えると思いますか?

「今でしょ!」。。ちょっと古いか。