メキシコ滞在の後、旅の最後の目的地はアメリカのサンフランシスコ。
メキシコにはもう少し滞在するが、アメリカ入国前にESTA(エスタ)の事前申請と認証が必要だ。
平成21年から始まった制度のようで日本人は短期滞在の場合、このESTAの事前申請が必要となる。→政府広報オンライン
改めてアメリカの入国の厳しさを感じる。
ところで世界一周終わったその後に何をするのか正直何も決まっていない。
どうしよう。
それはさておきエスタのホームページにアクセスし申請をする。
費用は14ドル。
申請を終えると請求のメールが届いていた。
その額100ドル以上。。
やってしまった。
政府広報の注意書きにこんな文言がある。
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無許可の第三者がエスタをまねたホームページを立ち上げ、情報提供料や申請手数料を取っているとアメリカ政府が注意を呼びかけています。
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本当にやってしまった。
だってそのサイトが検索上位にあるから。。
しかしアメリカといえどこんな商売は許せない。
片言の英語だけど、不満と返金をメールで要求した。
基本的な文法のみだが、強い感じで簡潔に書いてみた。
この旅で英会話はなんとかなるとわかったが、こういったメール文章でのやりとりは経験がない。
さらにしばらくして相手側から返信があった。
「メール受け取って理解しました。キャンセルして返金します。」
えっ?返金してくれるの?
意外な展開。
俺の英語もしっかり通じているじゃん。
こういったお金絡みのやりとりも自分の英語力でできるのか。
仕事でも今の感じなら通用しないこともなさそうだ。
決まった。
海外でいつか働きたいとは思っていたが、自分の英語力じゃ無理だと思っていた。
でも探せばなんとか雇ってくれる企業はあるだろう。
海外で働く。
これがこの旅の答え。
こんな偽サイトが今後の人生の決定を左右するなんて。
よっしゃー!
帰国後のプランが少しずつ頭の中で回転し始める。
帰国まであと2週間。
もう少しブログにお付き合い下さい!