さよならアジア!そしてアフリカへ

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インディラガンジー国際空港。深夜。

アフリカへのフライト待ち。

空港は深夜なので閑散としている。

 

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一時帰国もあったが約2ヵ月半滞在したアジアとも今日でお別れ。

随分時間食っちまったなぁ。

 

初のアフリカ大陸。

どんなことが待っているのだろうか。

 

一番の心配事は治安。

盗難や病気も心配なのだが旅が一発終了を意味する可能性の高い強盗がちょっと心配だ。

インターネットで他の旅行者の盗難や強盗体験談を見るとそれが他人事でないというのがよるかわる。

アジアのようにはいかない。

 

そんな中になぜ飛び込まなければいけないのだろう。

 

理由は単純だ。

 

そこに航空券があるからだ。

(かっこよく見えるかもしれませんが、正しい訳は「もう航空券買っちゃったからキャンセル代とか払いたくないもん。」です♪)

 

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機内。

なんだか小汚い。

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荷物入れが閉まらない。

大丈夫かこの飛行機は。

 

何もかも危険に思えてくる。

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ヨレヨレの注意書き。

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マイナス思考の螺旋。

 

いや、俺は無事成田に帰ってくるはずだ。

 

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機内にはちょっと怪しい中国人と思われる人が何人か乗っている。

 

 

 

一呼吸。

 

 

行くしかねェ、アフリカ。

 

リスクを犯してでも自分の目で見てみたいものがたくさんある。

 

 

飛行機が加速を始める。

 

 

あっと言う間にデリーの明るい街が見えなくなる。

 

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インド(コルカタ・バラナシ・ニューデリー)物価|現地の生活価格の調査

インド

インドの物価です。北インドのコルカタ・バラナシ・ニューデリーの価格を記載しています。

世界で2番目に人口の多い国で経済の発展が目覚ましいですが、まだ欧米に比べると物価が安く、ITオフショアの拠点としても注目されています。

意外と知られていませんが、パナソニックの製品が多く販売されており、スマートフォン、家電、エアコンなど現地では名前が知られています。

調査は2013年に行ったものです。

 

 流通通貨

地域:アジア
正式国名:インド
通貨:インド・ルピー
通貨記号:₹
国際通貨コード:INR
補助単位:パイサ

 為替レート

1INR(インディアンルピー)
=約1.6円(2013年11月時点)
=約1.54円(2019年12月時点)
参考:https://www.xe.com/ja

 

 インド物価(生活価格)

・宿泊費(シングル部屋の安価なホテル) 1泊450INR

・鉄道(コルカタ~バラナシ寝台列車) 550INR

・バス(デリー~タージマハル) 約4時間  200~250INR

・庶民的なレストランでのカレー 50INR~

・ラッシー 1杯 30INR~

・水1リットル(ペットボトル) 15~20INR

・ネットカフェ30分 10INR

・メトロ初乗り 8INR

・オートリクシャー初乗り 15INR

・路上のチャイ 1杯 7INR

・散髪(安いローカル理髪店) 70INR
日本円で1,000円あれば結構オシャレな美容室に行ける。

 

 まとめ

こうして考えるとタージマハルの外国人入場料750INRがとてつもない価格に感じられてきます。
ビールも安いですが、路上で飲むと警察に捕まるのでレストランかホテルで飲んで下さいね。
最近は安いLCCの航空券も出てきているので、長距離列車の代わりに使うのもありかもしれません。

インド滞在中のブログはこちらをご覧下さい。

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インド番外編 写真好きのインド人

インドで一眼レフカメラをぶら下げて歩いていると必ずと言っていいほど写真を撮ってくれないかと声がかかる。

 

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コルカタのショッピングセンターにて。

 

「ハイ! ちょっと待ってくれ。そのカメラでちょっと1枚写真を撮ってくれないか?」

みたいな感じで声がかかる。

 

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オバ○大統領。

 

 

若い男の子なんかは決まってちょっとしたポーズをとる。

この日本人にないちょっと気取った感じが好きだ。

こうしたポーズは自分にちょっとしたいい部分があると思ってないととれないからだ。

 

 

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ガンジス川ほとりで家族連れの写真を撮ったら死ぬほど感謝された。

撮った後何か言ってるので

「いや、自分の写真はいいですよ。撮ってもらわなくても大丈夫です。」

と言ったら

 

「いや、違うんだ。私達はもう1枚撮ってもらったあなたと一緒に写真が撮りたいんだ。」

と言われ超びっくり。こんなに感謝されたことがあるだろうか。

 

 

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ここでもポーズ。

 

インド人にとって一眼で写真を撮ってもらうことは写真屋さんに撮影してもらうような認識があるのだろう。

それほど自分を撮影する機会がないという事も意味するのだろうが。

 

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ここまでポーズをとれれば一流のインド人も間違いなし。

 

インドのちょっとした良いところ。

 

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インドバブル弾ける

インド最終日。

ニューデリーで出会った仲間達とも本日でお別れ。今日の夜には空港に向かわなければならない。

仲間達は本日は仕事。

荷物だけ彼らの家に預けて今日は一人でデリーを見て回る。

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コンノートプレイス。

 

 

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インドの人々が歩く姿はカオスそのものだ。

 

 

さすがに全部歩いてはしんどいので今日はオートリクシャーを使うことにした。

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1~2時間のチャーターで150~200ルピー(約300円)の出費は覚悟していたのだが、車を探しているとある男から声がかかる。

 

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オートリクシャー(バイク)ではなくサイクルリクシャーのドライバー。

彼の名はバブル。

 

「おーおー。俺の車、いや違ったヘリコプター(リクシャー)を見てくれないか。

すごいだろ。今日はこれでかっ飛ばしてやるからどうだい。乗らないかい?」

バブルの提示料金は全部込みこみで20ルピー。

ヤ○ダ電機並の衝撃プライスだ。

話し方もなんだか穏やかだしインド最終日はこの男に託してみるかな。

 

そして乗車。

順調に街中を案内してくれる。

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「俺は100ルピー、200ルピーっていきなり高額な料金を請求してやるやり方が嫌いなんだよ。

お客さんが満足してくれれば俺もハッピー。それがベストなやり方さ。」

 

なんて良いことを言うんだバブル。

 

しかし途中でやたら土産屋さんでの買い物を勧めてくる。

ははーんなるほど。格安料金の仕組みはこれだな。

バックマージン。後で店の人からお金を貰うのか。

しかし世界一周旅行を目指す者にとってやたらとお土産を買うわけにはいかない。

「バブル。俺はそんなにお土産は買えないよ。時間もないし150ルピー位なら払ってもいいからお土産屋なしで回ってくれないか」

 

「いいからいいから。気にすんなって。」

バブルは30度は越えるだろう猛暑の中、自転車を漕ぎ続ける。

 

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汗だくの背中。

本当に暑い。さらに今日はサイクルリクシャーが車の間を通り抜けられない程、道路が渋滞していた。

お客さんとして乗っている自分もイライラしてくるくらい先に進まない。

 

お土産さん4件目。骨董品屋。

うおっ。超たけー。

すかさず退店。

 

バブルの温和な顔つきが変わり始める。

 

5件目のバブル行きつけのお店が本日閉店だった時、ついに彼の中で何かが切れる。

 

そう。バブル崩壊。

 

「そう。俺はお客さんがハッピーならハッピー。

お客さんが満足してチップをたくさんくれればハッピーなのさ。

ここから先に行きたかったら400ルピー払いな。」

 

ドーン!

 

━(゚∀゚)━!

 

 

 

 

 

彼の名はバブル。

 

彼は今日もインドのどこかでヘリコプターを漕ぎ続ける。

 

 

※いつもはここで終わるはずなのですが、今日はこの先も行きます。

 

この後また一人で歩いて、最後に有名なインド門をどうしても見たくて別のオートリクシャーのドラーバーと交渉。100ルピーでインド門+最寄の地下鉄駅下車でOKをもらう。

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これがインド門。

 

 

でも降りる時に突然150ルピー請求されて、こっちも逆ギレして両方で怒鳴る中、近くにいた警察が来て仲介に。

 

ここもカオスか

 

 

仲間達の家に戻ったのは帰ると言った時間から1時間ほど過ぎていた。

 

「もう、心配したのよ。みんなでご飯食べようと待っていたんだから。」

アビの彼女(もうすぐ結婚?)のブヒャが親切に声をかけてくれる。

「デリーの観光はどうだった?」

「いやバブルがね、じゃなかった。良かった。良かったよ~。とっても良かった。」

 

この仲間達に出会えて本当に良かったと思う。

 

そろそろ空港に行かねばならない。

 

 

みんなが家の外まで見送りに来てくれた。

 

 

これはインド流のおもてなしなのかもしれない。

 

 

しかしインドの人が日本に旅行に来た際、逆のことを自分はできるだろうか。

 

おそらくNOだ。

 

それを自分より若い彼らはやってしまうのだ。

 

別れを惜しむ時間も僅か。

 

数時間後のフライトで次の大陸アフリカへ行かねばならない。

 

「またデリーに来た時は連絡頂戴ねー。」

 

「おー、必ず連絡する!」

 

 

オートリクシャーは夜の中を空港へと走り出した。

 

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