2020年4月4日現在、日本の新型コロナウイルス患者が3,000人を突破した。エイプリルフールの嘘と信じたいが、これは現実である。
4月に入り特に増加が顕著で特に東京都では1日100人のペースで新規患者の増加が確認されている。
今回はこのペースで患者が増え続けた場合、4月終わりにどれくらい感染者が増えるかを予想していきたい。
日本のコロナ感染者は4月に10万人に増加する。
この状況で自分もおそらくかかっているけど、人には言えずに様子見をしている人も多いのではないだろうか。
前回のブログでもお伝えしたが、東京でこれだけ感染が増えているにも関わらず都からは外出の自粛・要請だけで具体的な規制は現時点で何もない。
前回のブログ
→東京都のコロナ緊急記者会見。小池知事の無対策にズッコケ。
アメリカでは4月4日時点での感染者数は27万人を超えた。
ちなみにアメリカでの3月1日時点の感染者数は僅か74名であった。そして3月15日時点で3,500人ほどになり、2週間で一気に200,000人以上に感染が拡大した。
ヨーロッパからの駆け込み帰国で患者が増加したことが背景にあると思うが、これは日本も同じだ。
新型肺炎(COVID-19)の規制についてはアメリカの方が日本より進んでいたと言える。
日本はオリンピックの開催を目論んで感染者数を少なく見積もっていたことも考えられるし、重症にならないと検査できない医療体制などを考えると既に1万人以上の感染者がいると考えるのが自然だ。
となるとアメリカや、規制を外出規制を厳しく実施しているヨーロッパでも感染が進んでいることを考えると国内で4月にウイルス感染者が10万人を突破することはほぼ間違いないだろう。
GW(ゴールデンウィーク)は外出規制はほぼ確実。
そしてこのペースで増加が増えると、まずは東京都が4月13日までに完全に外出の自粛を都民に求めるはずだ。
そして4月20日くらいに政府も事態の収拾がつかなくなるとわかると(現時点で既に収拾がつかなくなっていると個人的に思っているが)全国民へ外出の自粛を要請する可能性が高い。
そうなるとせっかくのGW(ゴールデンウィーク)も自宅で過ごさなければならない。
5月は100万人のコロナウイルス感染者も冗談ではないように思う。
そして医療体制が崩壊。自宅で死ぬ人も。
そして現時点でほぼ限界をむかえていると言われる医療体制が崩壊し、治療したくてもできない患者がいるイタリアやスペインと似た状況になってくる。
若い人でも呼吸が苦しくなる人もいると聞くので、高齢者まではいかないが中高年の人で自宅で苦しい思いをする人がかなり出てきて、中には亡くなる人も出てくるはずだ。
まだこの状況に危機感のある人が日本には少ないように思えるが、個人的には日本はもう感染爆発が止められない状況にきていると感じる。
できる限り皆が外出しないことを望むが、まずは2週間後に日本の状況がどうなっているか見守りたい。