アフリカツアー20日目。
タンザニアのアルーシャからケニアの首都ナイロビへ。
ナイロビはこのツアーの終着点。
ようやくこの過酷なアフリカの移動も今日でお終い。
車内はいつもと変わらず。
今日も道という道をひた走る。
バスは東アフリカ最大の都市であるナイロビへ入る。
ダルエスサラームよりもさらに都会というか巨大都市。
有名企業の支店なども多く見受けられ、やはり東アフリカの拠点としての位置づけが感じられる。
犯罪発生レベルにおいても、この上なく危険な位置づけ。
日本人が泊まっている宿に強盗が入り、身ぐるみ剥がされるなどといった話は日本人バックパッカーではもはや定番の話。
他のツアーメンバーもナイロビの治安については良くわきまえている。
なのでもちろんナイロビでの自由行動時間などは存在しない。
東京を思わせるような雰囲気。
ナイロビで走っている車は90%くらい日本製。
タンザニアではサファリカーが日本製、ツアー参加者が使っているカメラも全て日本製のカメラ。
ミャンマーあたりでは日本製の中古車がたくさん走っていても、そういった仲介業者がいるからでしょくらいにしか思わなかったけど、ここまで旅をしているとどうも日本製品が世界に与えている影響というのはそんな程度の物ではないらしいという事がわかってきた。
ショッピングセンター。
ここでケニアの通貨であるシリングへの両替と最後の買出し。
宿まではここからすぐ。
明日がツアー上では最終日となるが、明日の朝はすぐに解散。
実質今日が最終日。
最後のキャンプ場に到着。
みんなとも今日でお別れ。
泣ける。
はっきり言ってしまうと、お世辞にも良いメンバーとは言えなかった。
欧米の人は欧米メンバーでずっと固まっているし、韓国人は全部で3人、各々1人で来ているはずなのに終始一緒。この2グループにはどうやら壁があったようだ。
この間に入っていた俺はとても苦労した。
まさにパーティのボランチ。
遅れてきた南アフリカワールドカップ。
しかし欧米の人は食事の時も「おいJobTabi!こっちに来て一緒に食べようよ!」と言ってくれるし、韓国人メンバーも英語が理解できない時にずっとフォローしてくれるなど自分に対してずっと親切にしてくれた。
こんなまとまりのないメンバーだったのもまた逆にツアーの醍醐味だったと言えるのかもしれない。
そして今日はちょっと豪華な食事が出るという。
みんなでちょっとしたお別れパーティだ。
ビールを片手に。
そして皆で連絡交換も。
話が進む。
俺も写真で登場しようかな。
いや、それはもうちょっと先の話。
最後にみんなで撮った写真はここまで撮った写真の中でも最高の1枚。
3
2
1
「アフリカー!」
パシャッ。
とここで撮った写真を公開したかったけど、みんな仲良くなって写真を無許可で公開もなんなので、ここは長い間お世話になったツアードライバーとコックの写真でお別れ。
いやー本当良い思い出だった。
みんな本当にThank you×3!
アフリカ編はもうちょっとだけ続きます。
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