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インド、バラーナシ。
インド人にとってそこは聖なる場所。
ガンジス川の河岸にはガートと呼ばれる建物が何百メートルにも渡り立ち並ぶ。
死が近づくと家族と共にこの地へやってきて家族に見守られながらそこで死を待つ者もいるという。
火葬場では遺体が荼毘に付され、遺灰はガンガーへと流される。
その川で人々は沐浴をし、体を清める。
それがこの町の日常。聖なる場所と言われる理由である。
駅からオートリクシャー(3輪タクシー)で10~15分くらいだろうか。このガートが立ち並ぶ場所へ来ることができる。
ホテルが立ち並ぶエリアは迷路のような細い路地が広がる。
ホテル近くから眺めるガンガーリバー。
7月は雨季でもあり、増水した川がそう感じさせるのか、この静けさがインドの他の都市と全く別の都市であることを感じさせてくれる。
人々は早朝から沐浴を始める。
瞑想にふける。
夕暮れと共に川岸では盛大な儀式が始まった。
真剣に見入る人々。
バナーラシでの滞在も僅か1泊のみ。
あっという間に最後の日の日が暮れようとしていた。
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コルカタには僅か1泊のみ。
今日は夜行列車に乗ってあの有名なバラーナシへ移動だ。
チケットはサダルストリートにある旅行会社でも買える。手数料は僅かなので並ぶ手間などを考えて旅行会社にてチケットを購入した。
出発はフーグリ川対岸にあるハウラー駅。
(コルカタの起点の駅はこの他にもう1駅あり、チケット購入の際はどちらの駅始発か確認が必要。)
構内はインド各地へ向かう人でごった返していた。
しかしながらインドの鉄道はスリや盗難が多いことでも有名だ。
まして日本人の単独旅行者であればスリ達にとっては格好のターゲットに違いない。
同じ宿に泊まっていた台湾のメンバーも同じ日にバナーラシに向かうということで、チケットを買う際に既に彼らが持っていた席と同じ列車、ボックスにしてもらえるように頼んだだが、結局ダメで彼らと同じ列車には乗れたものの彼らとは7~8両離れた席に。
列車内。
普通の座席のシートが最も安価なのだが、夜行列車で横になって寝られるのと寝られないのでは次の日の体力が違ってくるので、寝台の中でも最も安価なクラスの席を購入した。
(850円)
チャイを売る人、スナックを売る人。通路をひっきりなしに多くの人が通る。
列車は発車当初は席に座っている人でいっぱいだったがほとんどの人が近くに駅で降りてしまい結局寝る頃には同じ車両に何人かが乗っているほどに。
かと言って気は抜けない。
他の車両にどんな人が乗っているかわからないし、売り子の人も日本のように列車専属という訳でなく、誰もが自由に車内に入って物を売っている感じだ。
盗難や犯罪対策の為、列車には銃を持った警察が乗っていた。
外国人旅行者が一人で寝台に寝ているという事もあって、巡回の際に何度も声をかけられた。
「いいか。寝ている時も気を抜いてはダメだぞ。絶対に荷物から目を離すんじゃないぞ!」
これ冗談抜きで巡回の際に同じ人から何回も同じ事を言われた。
一応、チェーンで荷物を固定し就寝。
翌日、一目散に台湾メンバーのいる車両へ。
「いやー君達、何事も無かったかね?」
彼らと談笑する間もなく、列車はガンジス川の上を通過する。
(ギャラリーUP済み)
列車はほとんど遅れることなくバラーナシ駅に到着した。
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