新型コロナは中国の武漢ウイルス研究所から流出?

培養

新型コロナウイルス(Covid-19)は中国湖北省にある武漢ウイルス研究所から広まった可能性がある。

ここ数日アメリカ系のニュース機関を中心に同様なニュースが幾つか出ており、日経の報道期間も追随している。

 

新型肺炎は中国の武漢のウイルス研究所が発生源?

これまであまり報道されてこなかったが、武漢には1956年に設立された中国科学院武漢ウイルス研究所という施設があり、微生物の研究が行われている。

英語版ホームページもあるので是非見て欲しい。

Wikipediaによると266人の研究員がおり、大学院生なども在籍しているようだ。

試験管

コロナウイルスの発生源とされていた華南水産市場からこの施設までは12キロほどしか離れていない。

アメリカはまだ断定はしていないが、コウモリのコロナウイルスの研究がこの武漢で行われていることに対し以前から警笛を鳴らしていた。

ちなみに「武漢疾病対策予防管理センター」という別の施設もあり、この建物は市場から僅か300メートル程の距離しかない。

この為、この2施設が今回のコロナウイルスの発生源として噂されている。

中央日報の日本語記事によると新型コロナの天然宿主とされる「キクガシラコウモリ」は武漢から1000キロほど離れた雲南省・浙江省に主に棲息しており、武漢疾病予防管理センターが2017年と2019年に実験用に多くのコウモリを捕まえたとしている。

 

武漢の人は研究室から広がったと認識しているはず

コロナウイルス研究員

今まで知らなかったが、こんなウイルスの研究施設が2つもあれば、市場ではなくそこから流出して広がったと武漢の人々は思っているだろう。

研究施設はセキュリティレベル4とされ、ウイルスが漏れることはないとしているが、コウモリの糞などから研究員の体内にウイルスが入ってしまえば、簡単に広がってしまうことは皆さんもご存知のことだと思う。

個人的にも、これらの研究施設から広がった可能性が非常に高いと思う。中国政府も当然その可能性が高いことを認識しているはずだ。

なぜ今までこの2施設の存在があまり公になってなかったのか疑問でしょうがないが、中国政府がWHOにあげた寄付金の理由も頷ずける。

 

ネットがない。在宅ができない。テレビしかなくてもマスコミの報道は鵜呑みにするな。

game

新型コロナが25年前に発生したら。3部作の最終話は外出禁止でネットができない場合について語ります。

前回、前々回のブログはこちら

【シュミレーション】インターネットがなかったら新型肺炎の拡大は今の100倍。

もし1995年(25年前)に新型コロナウイルスが発生していたら?現在の感染者数は5,000万人。

 

インターネット不可で外出禁止になったらどうするの?

oldtv昔のネットがない家庭環境で外出禁止になったら人々はどうするのでしょうか?

新聞も今回のようにウイルスの騒動がひどくなれば休刊となりますが、以前の主な情報源は新聞やテレビ、ラジオしかありませんでした。

人々はここから情報を得るしかないのです。

日本のテレビも新型コロナで収録が今は大変だと聞いたので、戦時中はテレビやラジオの放送も命がけだったのだと、この齢になってようやく気が付きました。

 

在宅ワークは家で電話とノートで仕事?

paper

さてそんなことはさておき、インターネットがなければ在宅ワークもほとんどできないので大変なことになります。

在宅はテレワークとも呼ばれますが、電話とメモを使っての仕事になるのでしょうか?

そもそも25年前は在宅という発想がないので、休みかリスクを冒して出勤かの2択になっていたと思います。

そして子供はゲームをしたり、他の家族はテレビを見たり、本を読んだりと今より格段に情報が少ない中で生活する必要がありました。

これは大変ですね。

今は海外だと町も雰囲気も暗く、人通りも少ないので戦時中の感覚も薄っすらですが理解できる気がしました。

 

テレビや新聞はもはや情報の中の参考に過ぎない。

新聞

と書いてきたように

民衆もネットがなく、自分の命がテレビやラジオの情報に左右されるとなると、真偽を問わず、それを信じざるを得ない場面がこれまでは多かったと思います。

繰り返し同じ情報が流されると、人々はそれを「正」の情報として無意識に捉えてしまいます。

正しい情報ももちろんあるのですが、いろいろと勉強をしていくと、マスコミも自分たちの利益の為に「正」の情報を意図的に作る必要もあったことがわかってきます。

ここでさらに大事なのは、正しいか、正しくないか以外の自分たちで考えられる部分も「常識」のような形で洗脳される恐ろしさを含んでいたということです。

以前のブログ
つまらない、さえない?サラリーマン人生あるある

で書きましたが、マイノリティの意見が的を得ていたり、少しは参考にする必要がある場合もあります。

大事なのはこの自分で考える力が失われるときです。

なので現在はテレビ以外からもいろいろな情報が流れているし、海外のニュースもネット翻訳で大まかな内容は掴めるので、情報は一つの参考として自分で考える癖をつけましょう。

ということでこのブログの他の記事も違う視点で書いている記事が結構あるので、たまには読んで下さいね(笑)。 

 

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【シュミレーション】インターネットがなかったら新型肺炎の拡大は今の100倍。

インターネット ※前回の続き
もし1995年(25年前)に新型コロナウイルスが発生していたら?現在の感染者数は5,000万人。

中国の湖北省、武漢でインターネットがほとんど普及してない1995年1月にコロナウイルスが発見されたらどうなるか?

あくまで根拠はなく当時の生活を振り返りながらのシュミレーション。こんな感じで拡大していくだろうという想像です。

 

コロナの発生は電話での報告。中国政府の確認は遅れる。

インターネットの普及前、人々の主な通信手段は電話だった。Windows95がまだ発売される前、携帯電話を持っている人もパソコンを持っている人も多くいない。

中国もこの頃から年間10%ほどのGDP成長を続けるが、他の先進国と同じくもちろんインターネットはほとんど普及していない。

そして95年1月に武漢でコロナウイルスが発生する。。

公衆電話

まず武漢

  • 知り合いの間で咳、高熱を発する人が多く出るが、人々はインフルエンザか何かが流行していると気にとめない。
  • その後、死者が多く出ているという噂が流れ始め、普通の病気ではないと武漢の人が疑い始める。しかし役所の人間が知らないまま1カ月ほど経過する。
  • 湖北省の上の人が事態を認識し始める。しかしメールもネットも普及しておらず状況の把握にさらに時間がかかる。

とまずはこんな感じになると思う。

そしてその後も感染はじわりじわりと外に広がり、以下のように感染が拡大する。

  • 交通の要衝である武漢から北京、上海などの大都市へ人が移動し、そこでも感染が広がる。
  • 世界の主要都市でも感染者が出始める。しかし気がつく人は誰もいない。
  • 中国政府が事態に気づいて対応を開始するのは2月半ば頃。
  • 世界のニュースが中国での感染を報道し始める。WHOも具体的な対策を開始。この時点で中国での感染者数は50万人以上。世界でも症例が確認され始める。

 

ニュースはテレビ・ラジオでしか確認できず世界各国で対応が遅れる。

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世界各国でコロナの感染がどんどん広がっていくが、世界的に事態が認識されるのは2月末くらいから。

世界の反応と行動(3月)

  • 世界の主要都市、特にアジアから新型肺炎の感染が広がっていくが各国とも具体的な対策がとれないまま3月に入る。
  • WHOが不要な外出をしないよう世界に呼びかける。
  • ラジオ、テレビを通じてニュースや呼びかけが伝わっていくので、外出自粛がすぐに浸透しない。職場に行かないと業務ができない人も多く感染が広まり続ける。
  • 3月上旬時点で台湾、香港、マカオで10万人以上が感染する。東京でも確認されただけで感染者が5,000人に。
  • 3月末頃から各国政府でも入国禁止措置や外出禁止の対応を始める。この頃中国本土の感染者は300万人を超す。
  • 世界の主要都市でも感染者が20〜30万人に達する。規模が小さな都市でも100〜1,000人の感染者が発生。

 

そして4月の世界のコロナ感染者数は爆発的に増加。

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4月になり世界的に感染者数が爆発的に増加。

  • 4月上旬にはアジアのほとんどの国で感染者が100万〜300万人に達する。
  • フランス、ドイツ、イギリスなどヨーロッパの主要国でも感染者が100万〜300万人に。
  • アフリカ、南米の国でも感染者20〜30万人を超える国が出てくる。

とあくまで想像の範囲だが、2020年の今とは比べられないくらい感染が猛スピードで広がっていくだろう。

そして自宅で待機している人も適切な情報を得られないまま、さらに地獄が広がっていく。

 

※次回に続く

  

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もし1995年(25年前)に新型コロナウイルスが発生していたら?現在の感染者数は5,000万人。

タイプ2020年、新型コロナウイルスが世界中で大感染を引き起こしている。

毎日インターネットでCovid-19の文字を見ない日はない。

4月13日現在、全世界での累計感染者数は180万人を超え、死者も11万人を超えた。これからもさらに拡大は続くだろう。

在宅が世界で進んでいるが、オンラインで離れた家族と連絡をとったり、最新の情報をスマホから得たりとインターネットがかろうじて我々の世界を繋いでいる。

もし25年前の1995年に同じ中国湖北省の武漢で新型のコロナウイルスが発生していたらどうなっていただろうか。

今回はそのシュミレーションをしてみたい。

 

1995年はWindows95の時代、i-modeは1999年サービス開始

old_pc

Windows95が日本で発売されたのは1995年の11月23日。

この頃から一般家庭にもパソコンが急速に普及し始めたが、まだまだPCを持っている家庭は少なくインターネットのスピードも遅かった。

20代の方は知らない方が多いと思うが、元SMAPの中居正広がNTTのCMに出て「ロク・ヨン、ロク・ヨン、イチ・ニッ・パッ」とISDN回線を説明してたのは1996年のことだ。

携帯電話も普及し始めたのはこの頃からだが普及率は低く、持っている人の方が珍しかった。

折り畳み携帯

ちなみに一世を風靡したDocomoのi-mode(アイモード)が開始されたのは1999年で、折りたたみ携帯として爆発的人気があったN502itが発売されたのも西暦2000年だ。

ショートメールが始まったのも1997年からで、1995年はポケベルの全盛期であった。

そんなこんなの時代なので、離れた人とのコミュニケーションは固定電話からという人が多かった時代だ。

役所でも95年にPCを個人単位で導入して使っていたところは少ないのではないだろうか。それでも日本は先進国であった。

文章を書きながら「一世を風靡した」という単語を使う世代についになってしまったと困惑する感情はさており、Windows95発売前の1995年1月に中国の武漢で新型ウイルスが発見されるとする。。

 

※次回へ続く

 

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髪が切れない!新型肺炎でベトナムの美容室、床屋さんが3週間も休業中。

ベトナム人髪が切りに行けない。

ベトナムの現在(2020年4月11日時点)のコロナウイルスの患者は255人(およそ半数は既に完治)となっている。

過去のブログでも何度かお伝えしてきたが、ベトナムは早期から新型コロナの対策を積極的に打ち出して、東南アジアの中でもかなり感染者を抑えている国の一つだ。

生活は不便ではあるが、完全に感染者をゼロにしようとしている現在のベトナム政府の取り組みを今回はお伝えしたい。

 

4月11日時点のベトナムの状況

ヘアカット

4月1日から15日までベトナムでは全国規模の社会隔離が実施されている。

外出は以下の場合を除いて自粛の要請が出ている。

  • 食料、薬品の調達
  • 必須サービスを提供する企業・工場への出勤
  • 緊急時

また屋外では人との接触の際に2メートルの距離をとり、3人以上で集まらないように通達がされている。

現時点では都市封鎖となっていなく、自粛の要請のようだ。

また基本的に全ての外国人の入国が既に禁止されており、映画館などはもちろん、マッサージ店や床屋なども3月24日から営業がされていない。

関連記事
ベトナムはコロナ感染者169人でも半封鎖。特にホーチミンなど大都市で規制が顕著。

 

3月24日から床屋、美容室が全て閉鎖中

現在も引き続き男性、女性を問わず髪を切りに行けないのでストレスを感じている人は多いだろう。

既に店舗が閉まってから3週間経過している。ちょうど髪を切りに行こうと思ったタイミングで店が閉まってしまった人も多いようだ。

自分もそろそろ髪を切りに行きたいとは思っている。

ハサミ

今回の要請は4月15日までとなっているが、16日以降どうなるかの決定はまだなされていないようだ。

アメリカのニューヨークのような状況になるのであれば、期間を延長して4月いっぱいまでの可能性も十分にあると思うが、そこは政府の判断に従いたい。

ベトナムは感染者の半数が既に完治しており、新たに感染が確認された人も空港から直接、隔離施設に入っている人が多いようである。

既にカンボジアからなど陸路からも入国ができない状況なので、となると残りの患者は100人を下回っているはずである。

もし完全に封じ込めができたとなると世界各国でも珍しいケースとなる。

真面目な国民性もプラスに作用していると思うので、早く外出が自由にできるようになり、またレストランでビールが飲めることを期待したい。